Huluにて「男たちの挽歌」見る。
1986年の香港映画、この映画こそ香港ノワールの始まりと言われている。もう何回見たか覚えてない程のファン映画です。
香港ノワールとはいわゆる黒社会をテーマにした作品のこと。
監督はジョンウーである、「男たちの挽歌」を知らなくてもジョンウーの名前は知ってる?
「ミッションインポッシブル2」の監督さんです。
1997年7月の香港返還により多くの香港の映画関係者がアメリカへ移住、その時から香港の映画界は衰退がはじまったと言われています。「男たちの挽歌」は香港映画が一番元気のいいときの作品なのです。
それまでの香港映画というと「カンフー」「コメディ」ものが主流でした。ジョンウー監督の「男たちの挽歌」により最盛期をむかえることになります。
香港ノワールは黒社会を題材にしています。しかし「男たちの挽歌」は友情と家族の絆をテーマにしていることから日本でもヒットした作品です。
日本の場合だと黒社会を題材にした映画は、深作欣二監督の「仁義なき戦い」があります。筆者は大ファンなのでシリーズ全て見てます。
日本映画と違うのは主演がとにかくカッコいいのです。
高倉健さんとは違った魅力を出しているのが主演のチョウユンファです。愛嬌のある顔立ちでクールな演技から熱血漢までを演じわけます。感情移入しやすい俳優さんなので見るとファンになってしまうでしょう。
「パイレーツオブカリビアン」にも出てますよ。
ジョンウーやチョウユンファがハリウッドに拠点を移したことで香港ノワールは終わったと思われていました。
男たちの挽歌の流れで「インファナル・アフェア」を見ました。2002年の香港映画です。日本では西島秀俊と香川照之主演でリメイク版「ダブルフェイス」が放送されています。
リメイク版は良かった、では本家はどうでしょう?
アンディラフとトニーレオン主演で「男たちの挽歌」とはまた違ったピリピリくる緊張感がたまらない映画でした。
さらにスタイリッシュにカッコよく生まれ変わった「香港ノワール」結末は「え!」って感じでしたが伏せておきます。この映画は3部作となってますが、この後の展開が読めませんぞ・・
続きを見たいので今夜はこれまでです。
NAGOでした See you